こんにちは、かみんです。
低リスク&高確率で大きく儲かる可能性を秘めている株。
それが「IPO」です。
「IPO」は「新規公開株」などと呼ばれており、これから証券取引所に上場し、投資家が誰でも取引できるような株を指します。
ただし「IPO」を購入するには通常の株とは異なり、抽選に応募して当選する必要があります。
今回はIPO初心者向けに、上場の決定から購入までの流れを解説します。
ステップ1:上場を承認
証券取引所に株式の上場が承認されるとIPO株の購入を申し込めるようになります。
また、「証券コード」や「上場市場」「想定価格」なども告知されるので、公開価格の参考になります。
ポイント:情報サイトで告知を見逃さないように!
新規公開株は上場承認されると、日本取引所グループの「新規上場会社情報」に掲載されます。
コード、市場区分、仮条件、売出株数などが掲載されるので要チェックです。
ステップ2:IPO株購入価格が仮決定
証券取引所が上場を承認してしばらくたつと購入価格が仮決定されます。
これを「仮条件」といいます。
仮条件には値幅があり、最終的にその範囲内で公開価格が決定します。
ステップ3:IPO株購入権の抽選申し込み
購入希望株数と、仮条件で示された値幅内で希望価格を示し、抽選に応募します。
これを「ブックビルディング」といいます。
自分が希望した株価が公開価格より低いと抽選対象外となります。
ポイント:粘り強く多くの証券会社で申し込みを続ける
新規公開株が割り当てられた証券会社に口座を作り、当たるまで申し込み続けましょう。
完全抽選制ネット証券で申し込むのがおすすめです。
また、多くの証券会社では応募の時点で購入時の代金(買付余力)を入金しておく必要があります。
ステップ4:購入価格が決定
ブックビルディングで投資家から示された希望購入価格と希望購入株数をもとに公開価格が決定します。
公開価格が高ければ投資家に人気ということになり、値上がりする期待大です。
ステップ5:抽選
公開価格が決定したあとは、運命の抽選日です。
ブックビルディング時に提示した株価が、公開価格より低かった人以外は全員が当選する権利を持ちますが、倍率は何千倍にもなることがあります。
ステップ6:購入手続き
抽選に当選したら、購入申し込みをします。
一般的には、証券会社のサイトにログインして手続きをします。
調べてみて初値が下がりそうだと思ったら、支払いをせずに購入辞退も可能です。
ポイント:上場当日の「初値」で売却する
上場当日は9時の取引開始時間前に売り注文を入れておくようにしましょう。
初値をすぎると株価は下がることが多いです。
まとめ
IPOは抽選倍率こそ高いですが、当選すればほぼ確実に公開価格よりも初値が高くなり、そこで売れば数十万円ほど儲かります。
IPOはコロナ禍によって上場が一時中断されていたため、現在多くの投資家たちがIPOを狙っており、それだけ初値が上昇しやすく、利益の額も上昇しています。
以上のことから、IPOの抽選に応募しないとむしろ損ではないでしょうか?
できる限り多くの証券会社から申し込みましょう。
以上「初心者向け】IPO株の始め方・買い方」でした。